先日、甥っ子(6歳)と遊ぶ機会があって、そのとき一緒にやってハマってしまったのが「どうぶつしょうぎ」。どうやら保育園の先生が勧めてくれたんだそうです。
確かに将棋は頭を使いますから子供の教育には良いと思います。そして何より面白い!大人もハマりますよ。ということで、今回は「どうぶつしょうぎ」についてご紹介します。
どうぶつしょうぎの遊び方
基本ルール
ルールは至って簡単、3×4の盤面を使って交互に駒を動かして後述の勝利条件を満たせば勝ち。将棋と同様に取った駒を自分のものにすることができて、好きなときに盤面に配置できます。また、将棋でいう「二歩」「打ち歩詰め」などの反則はありません。以下が駒の初期配置です。
駒の種類
駒は全部で4種類です。それぞれ進める方向に丸印がついてるので分かりやすい!これはめちゃくちゃ良いアイデアだと思います。
種類 | 説明 |
---|---|
ライオン | 8方向全てに1マス移動できます。将棋でいう「王」です。 |
ぞう | 斜め4方向に1マス移動できます。将棋でいう「角」です。 |
キリン | 縦横4方向に1マス移動できます。将棋でいう「飛車」です。 |
ひよこ | 前方のみに1マス移動できます。将棋でいう「歩」です。相手陣の1段目に移動すると「にわとり」に成ります。 |
勝利条件
勝利条件は2種類あります。まずは相手のライオンを取る「キャッチ」です。これは通常の将棋と同じすね。
もう1つが、自分のライオンを相手陣の1段目に置く「トライ」です。このとき、次の手でライオンが取られてしまう場合は無効となり逆に負けちゃいますので注意が必要です。
どうぶつしょうぎのココがポイント!
ルールが簡単でとっつきやすい
「どうぶつしょうぎ」は、子供用の将棋としてプロ棋士の方が考案されました。対象年齢が4歳からになってるくらいですから、ルールが簡単で子供でもとっつきやすいです。
1プレイ10分くらいでサクサク
打ち手のレベルにもよると思いますが、1プレイの所要時間はだいたい10分以内です。将棋のように本腰を入れなくても気軽にプレイできます。
子供の教育につながる
やりこんでくると「どうぶつしょうぎ」にも定石があることが分かってきます。戦略を考えることで、論理的思考力が鍛えられますので子供の教育にもつながると思いますよ。
また、勝負に負けるという経験ができることも大事ですよね。「悔しくて今度は勝てるように頑張ろう!」という気持ちになったり、負けることでいろいろと見えてくることがありますよね。
どうぶつしょうぎのラインナップ
スマホアプリ版
スマホをお持ちの方は、一部有料となりますがアプリが一番手軽に遊べます。アプリは「どうぶつしょうぎ(公式)」と「どうぶつしょうぎウォーズ」の2種類あります。
公式アプリは、1人プレイもできますし家族や友達と対局プレイもできます。もう1つの「どうぶつしょうぎウォーズ」はオンライン対戦にも対応したバージョンです。
実物版
やっぱり将棋は駒を実際に動かしたい!という方にはこれですね。通常の「どうぶつしょうぎ」だけでなく、大きめサイズの「ごろごろどうぶつしょうぎ」「おおきな森のどうぶつしょうぎ」もあります。子供のレベルにあわせて買い替えていくのも良いかもしれませんね。
ペーパークラフト版
株式会社ブラザーがペーパークラフトで作れる立体的な駒をwebサイトで提供しています。素材をダウンロードして印刷する形式になってますので、プリンタとハサミやカッターがあれば作れますよ。
まとめ
今回は、「どうぶつしょうぎ」についてご紹介しました。お子さんがいらっしゃる方は是非とも一緒にやってほしいゲームですよ。誕生日などのプレゼントにもオススメですよ。