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実際にあった事件・犯罪をテーマにしたオススメ書籍まとめ


私、月に一冊くらいは本を読むのですが好きなジャンルがあって、その一つが事件・犯罪をテーマにしたノンフィクション作品です。

事件・犯罪というとあまりハッピーな内容ではないのですが、厳しい環境での人間の心理を知ることができて大変興味深いものが多いです。ってことで、オススメを何冊がご紹介します。

あの時、バスは止まっていた

2006年3月3日に高知県吾川郡春野町で発生した「高知白バイ衝突死事故」をテーマにした作品です。この事故では職務中の白バイがスクールバスに衝突し、白バイに乗っていた巡査長が死亡しています。

裁判の争点は「事故発生時にバスは動いていたのか・止まっていたのか」結果として、バスの運転手に業務上過失致死で有罪判決が下されたのですが、検察・警察の証拠ねつ造疑惑もささやかれました。被害者が警察関係者ということもあって、本当に公平な裁判が行われたのかを考えさせられる内容になっています。

踏みにじられた未来

2001年9月に発生したとされている「御殿場少女強姦未遂事件」をテーマにした作品です。この事件では当時、女子高校生だった少女が「少年たちから集団で強姦まがいの行為を受けた」という被害届が出されたことから始まります。

裁判では被告人となった少年たちが無実を主張したものの、結果として有罪判決が下されました。ただ、裁判の過程に一部疑念があり、その全貌について紹介されています。

共犯者

1993年に埼玉県熊谷市周辺で発生した「埼玉愛犬家連続殺人事件」で首謀者である夫婦の共犯者が記した手記。もともと一般人だった男が共犯者に仕立て上げられていく様子が本人の視点から描かれています。

ちなみに、この事件は「冷たい熱帯魚」という園子温監督・脚本の映画の元ネタにもなってます。ちょっとグロテスクなシーンがありますが、こちらも面白いですよ。

桶川ストーカー殺人事件―遺言

1999年10月26日に埼玉県桶川市のJR東日本高崎線桶川駅前で女子大生が殺害された「桶川ストーカー殺人事件」をテーマにした作品です。

主犯とされているのは女子大生の元交際相手の男で、殺害される前にも嫌がらせ行為を受けていると警察に被害届が出されていたのですが、後にずさんな捜査があったことが発覚。この事件は「ストーカー規制法」が制定されるきっかけにもなっています。

凶悪―ある死刑囚の告発―

茨城県で発生した「上申書殺人事件」をテーマにした作品です。この事件は、既に死刑判決を受けていた死刑囚の男が、自らが関与した3件の殺人事件について上申書を提出したことが発端になっています。その中で

この作品は、死刑囚からの告発をもとに記者が取材し、「先生」と呼ばれていた不動産ブローカーの事件への関連性を探ったノンフィクションです。ちなみに、この作品は同タイトルにて映画化もされています。

死刑でいいです―孤立が生んだ二つの殺人

2005年11月17日に大阪市浪速区のマンションで飲食店店員の姉妹が刺殺された「大阪姉妹殺害事件」をテーマにした作品。

加害者男性は裁判中に「さっさと死刑にしてくれ」と主張して反省の態度を示さず死刑判決となりましたが、この作品ではなぜ犯行を犯したのか?など事件の深層に迫っています。

誘蛾灯 鳥取連続不審死事件

2004年から2009年にかけて鳥取県鳥取市を中心に発生した連続不審死事件である「鳥取連続不審死事件」をテーマにした作品です。

スナックのホステスだった加害者女性が、多額の金銭を貢がせて殺害に及んだ事件の真相に迫っています。また、事件の背景として地方がかかえている問題にも触れているのが大変興味深いです。

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