10年住んだアパートの退去費用はいくらくらい?私の場合はこうなった!


引越し
私、先月に10年ちょい住んだアパートを引越しました。10年も住んでるとフローリングの傷とかクロスの汚れとかがどうしても目立ちます。

そこで気になるのが退去費用(原状回復費用)です。たまに高額な費用を請求されてトラブルになったという話を聞きますし…。ということで、実際に私の場合どうなったかをご紹介したいと思います。


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知っておいた方が良い予備知識

基本は賃貸契約書

場合によっては管理会社と退去費用について交渉することもあるかと思いますが、基本的には賃貸契約書の内容に従う必要があります。なので、契約書の関連しそうな部分だけでも目を通して置いた方が良いです。

国土交通省のガイドライン

賃貸契約のトラブルを減らすために、国土交通省がガイドラインをまとめてます。基本的に賃貸契約が締結されている場合には契約書が有効になりますが、契約書の内容が曖昧なこともあるのでこのガイドラインを参考にしてね!という位置づけみたいです。

ガイドラインにはいろいろと書いてあるのですが、ポイントは以下のとおりです。できればガイドラインにも目を通して置くのが良いと思います。

  • 原状回復とは借主の故意・過失による損耗・毀損を復旧すること。経年劣化や通常使用による損耗等の修繕費用は賃料にあらかじめ含まれる。
  • 経過年数による減価割合は、法人税法等による減価償却資産の考え方を参考にする。
  • ただし、フローリングの部分補修などは経過年数を考慮しない。

私が退去立ち合いで指摘されたこと

退去にあたって業者の方が部屋をチェックしたのですが、そのときに借主負担になると指摘されたことは以下のとおりです。

フローリングの傷

フローリングの傷
フローリングの上にラグは敷いていたんですが、それ以外の部分で傷は多数ありました。ちなみに、部屋の広さは7畳くらいの1Kです。張替にはならないけど、部分補修が必要とのことでした。

収納扉の傷

収納扉の傷
クローゼットの扉は4枚の板でできているのですが、そのうち1枚の板に1箇所だけ傷がありました。けっこう深めですね…。

洗濯機のエルボ紛失

洗濯機を排水口に接続するためのL字型パイプってのがありますよね。いわゆるエルボってやつです。これなんですけど、引越しにあたって洗濯機を処分してもらったときに一緒に持ってかれちゃいましたw

エルボは備え付けなことが多いので、これは注意が必要です。今回は紛失ってことで費用が発生する模様…。

最終的な退去費用

退去立ち合いから2週間後くらいに、管理会社から「原状回復費用について」ということで封書が届きました。

大半は経年劣化で貸主負担

費用明細の書類が届いたのですが、様式としては各作業項目に対して「借主負担」「貸主負担」で分かれていて、どっちがどのくらい支払うかがわかるようになってました。

私の場合10年住んでいるので、クロス張替など大半は経年劣化という扱いで貸主負担になってました。なので、それ以外の過失によるダメージの補修費用が請求された感じです。

借主負担の費用合計

そんでもって、具体的に請求された費用は以下のとおりです。預けていた敷金の範囲には収まったのですが、思ったより高いなという印象を受けました。

項目金額
ハウスクリーニング35,000円
フローリングの傷補修25,000円
収納扉の傷補修23,000円
洗濯機エルボ1,000円
合計84,000円(+消費税)

ちなみに、貸主負担は400,000円くらいでしたので、全体としては500,000円弱の現状回復費用が発生したことになります。

管理会社に質問してみた

とりあえず、管理会社に確認の電話をすることになっていたので以下の質問をしてみました。結論としては提示された費用で支払うことになりました。

なんでハウスクリーニングは全額借主の負担なの?

回答「契約書にそう記載されていますので借主負担になる。」

ガイドラインには、どっちかというとか「ハウスクリーニングは貸主負担」というニュアンスが記載されているのですが、契約書に特約という位置づけで「ハウスクリーニングは借主負担」と記載されていることが多いみたいです。違法でない限りは契約書には従わざるを得ませんね。

また、ワンルーム・1Kの全体ハウスクリーニングの相場は20,000円~40,000円みたいですので、金額的には許容範囲かな?という感じです。

なんでフローリングの傷は全額貸主の負担なの?

回答「張り替えの場合は経年劣化も考慮するが、過失による傷の部分補修は全額貸主の負担になる。」

これはガイドラインにも記載がありましたね。私の場合は、けっこうな数の傷をつけてしまったので、しょうがないかぁという感じです。

収納扉の金額が高くない?

回答「傷を補修した後に化粧シートを張るので手間がかかる。人件費を含めるとこのくらいの金額になる。」

私の感覚では「傷1つの補修で23,000円って高いっ!」と思ったんですが、そういうもんですと言われると何も言い返せなかったです。相場が良く分かんないんだよなぁ。

ちなみに、収納扉の残り3枚の板についても、色合わせのため化粧シートを張り替えるみたいですが、それは貸主負担になってました。

退去費用はいつどのように請求されるの?

回答「預かっている敷金から退去費用を差し引いて残りを口座振込で返金する。」

私の場合、実際に振り込まれたのは退去日から1か月くらいかかりましたね。この辺りは業者によっても違うと思います。

まとめ

今回、対応してくれた管理会社はそれなりにちゃんとしたところだったみたいです。友人の話を聞くと、退去費用の詳細な明細書を出してこないところもあるみたいですしね。

とりあえず、なんでも分からないことは管理会社に質問したほうが良いと思いました。埒が明かないときは消費生活センターにも相談できますので活用しましょう。


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  1. ほそがいまさし より:

    2週間後に退去するのですが、費用が気になります。アパートで15年住みました。10万から20万かかるのでしょうか?

    • 橋本カカオ@管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      具体的な金額はお部屋の状況や契約内容によると思いますが、少なくとも長く住んだからといってそれだけで退去費用が高くなることはないです。

      記事中でも紹介したガイドラインでは「経年劣化(自然消耗)の修繕費用は借主が負担しなくて良い」という内容が記載されています。

      例えば私が10年住んだアパートを退去したときには、クロスは相当汚れていましたが、張替え費用はすべて大家さん負担でした。

      退去費用は書面で明細が送られてくると思いますので、上記の経年劣化の考え方も含めて算出根拠を明確に聞いたほうが良いです。

      大手の管理会社はちゃんとしてると思いますが、たまにふっかけてくるところもあると聞きますのでご注意ください。

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