私が今住んでいるマンションは騒音が激しいです。個人的に騒音対策をやっているものの、もともとの部屋がヤバいので防ぎきれません。
騒音被害を避けたい方は、部屋選びの段階で気を配る必要があります。
今回は、私の実体験から感じた騒音が出やすいマンション・アパートの特徴をまとめたい思います。
木造
一般的な建物の構造は以下のように分類されます。賃貸物件を探すときにも不動産屋さんでこういう単語を見かけますよね。
- 木造(W造)
- 鉄骨造(S造)
- 鉄筋コンクリート造(RC造)
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
木造は一戸建てに多く、高層階を要するマンションになると木造の物件はほとんどありません。
騒音という意味では、木造の方が音漏れしやすく、SRCやRC造の方が遮音性が高いと言われています。
実際に壁をコンコンと叩いてみると、木造は中身が空洞で響くような感覚がする一方で、SRCやRC造は中身が詰まっていて響く感覚はしません。
ってまぁ言われているんですが、RC造でも安心はできないんですよ…。というのも私が住んでいるマンションはRC造ですが、かなりうるさいです。
また、築年数が20~30年以上だと防音性能が低いと聞くことがありますが、これも少々疑問です。
築年数が浅くてもうるさいところはあるので、建物の構造に関しては1つの目安と考えておきましょう。SRCやRC造の方がハズレは少ないかな…程度ですね。
騒音はいろんな要素が絡み合って発生するので、後述する点も含めて総合的に考える必要があります。
線路沿い・大道路沿い
私が住んでいるマンションは、約30m先に線路があります。JR線なので朝から晩までひっきりなしに電車が通ります。
私の部屋は8Fですが窓を開けると思いっきり走行音が聞こえます。このくらいの距離だと上階に住んでいても騒音は免れないでしょうね。
同様のことは大道路沿いでも言えます。電車の走行音よりは大人しいかもしれませんが、まぁ気になりますよね。
ただ、不思議なことに走行音は次第に慣れることが多いです。私も引っ越し当初はかなり気になりましたが、今では窓を全開にして寝ても、走行音で朝起きることはありません。
とは言え、神経質な方は、線路沿い・大道路沿いは避けたほうがいいですね。
住人に学生が多い
これは多少の偏見を含んでいるのですが、やっぱり学生さんは大勢で宅飲みしたりするので…。自分もそうだったので、あまり大きな声では言えないんですけどね。
私は以前大学が近くにあるエリアに住んでたのですが、やっぱり隣人がうるさかったです。それ以降はできるだけ学生街は避けるようにしてます。
先ほど、走行音は慣れることが多いと言いましたが、隣人からの騒音は不定期にいきなり襲ってくるのでストレスが溜まります。
走行音はある意味仕方がないと我慢できるのですが、隣人の場合は配慮の無さとか、どうしても隣人像が浮かび上がってイライラします。
騒音は単純な音量というより、こういう感情的な要因が大きいのかもしれません。
居室スペースが隣接している
これは個人的には、かなり大きな要因だと思っています。例えば、私が住んでいるマンションは大きく2種類の部屋配置が存在します。
私が住んでいるのはAタイプですが、これだと居室スペースが広範囲で隣接しているので、思いっきり隣人の生活音が聞こえます。
一方で、Bタイプのように、隣の部屋との間に押し入れがあったり浴室があったりする場合は、騒音はいくらか軽減されます。
私は、後付けで壁に防音ボードを設置したり努力はしているのですが、もともとのマンションの構造がイマイチなので、やはり限界があります。部屋配置は要チェックです。
隣人の生活音がうるさい!賃貸物件でできる壁の防音対策をやってみた!
ワンルーム
ワンルームは玄関から居室までにドアがないので、廊下などの共用部分の音(足音や話し声)が聞こえることがあります。
私はまさにワンルームなのですが、廊下がかなり音が響くことも手伝って、例えば「宅急便で~す!」など配達員の声が聞こえたり、向かいの部屋から大声で歌う声が聞こえたりしますw
至るところに隙間テープを張ったり対策はできるかもしれませんが、やはり室内にドアなどの仕切りがないワンルームは騒音には弱いですね。
エレベーター横
これも体験済みです…。エレベーターが動くたびにゴゴゴゴ…という地鳴りのような音がしました。この手の音も徐々に慣れますが、気にはなりますね。
ただ、とあるタイミングでエレベーターが改修されてからは、かなり静かになったんですよね。老朽化していて、余計うるさくなっていたのかも。
エレベーター横の部屋は、必然的に角部屋であることがほとんどだと思います。ただ、隣人はいないけどエレベーターがうるさいってことにもなりかねませんのでご注意を。
ちゃんとしたマンションだったら問題にはならないことも多いですが、内覧したときには、実際にエレベーターを動かして確認しといたほうが良いですね。