最近すっかり暑くなってきましたねぇ。もうそろそろエアコンやクーラーのリモコン手が伸びそうな感じがしますよ。
とはいえ、気を付けなければいけないのが電気代。例えば、昨年の我が家の電気代は、以下のように7月~8月にかけて最高値をマークしました。
ちなみに、このグラフは以前ご紹介した「でんき家計簿」に登録すれば見れますよ。意外に便利です。
我が家の電化製品を見る限り、夏の電気代高騰の理由は絶対的にエアコン!それ以外に特別なもの使ってないですからね。
ということで、今回はエアコンを節電して夏の電気代を抑えるためのテクニックについて調べてみました。
エアコン周りの環境を整える
エアコンを掃除しよう
エアコンの内部やフィルターにホコリ・汚れがたまると、風が通りにくくなり動作効率が悪くなることから消費電力が上がってしまいます。
長年使用したエアコンは内部までガッツリ掃除したいとことですが、最低でもフィルターの掃除は2週間に1回くらいやりましょう。フィルターの掃除は、基本的に取り外して掃除機をかければOKですが、1ヶ月に1回は水洗いして入念に掃除しましょう。
室外機にひよけ
室外機は、部屋を冷房する際に発生する熱を外に放出する役割があります。ですので、その室外機に直射日光がガンガンあたってしまうと、熱を放出しにくくなってしまいます。
専用のひよけパネルなどを使って日陰を作ってあげましょう。
カーテン・すだれで遮光
遮光カーテンやすだれで日差しを遮ると、室温の上昇を抑えることができるのでエアコンの効果を高めます。
私も早速すだれを試しています。私の部屋はベランダから思いっきり日差しが入ってくるのですが、すだれを置いておくだけで全然違いますよ。すだれは、100均でも売ってるので気軽に試せます。外観が若干気になりますが、夏の間であれば特に変ではないと思います。むしろ風流かな?
エアコンの使い方を工夫する
設定温度は28℃を目標に
環境省がクールビスとして「室温28℃でも快適に過ごせるための服装」を提唱してから、エアコンの設定温度も28℃にしよう!という流れになってますね。
エアコンの設定温度は消費電力にめちゃくちゃ影響していて、実は1℃上げると10%の節電効果があるんです。ってことで設定温度は、28℃を目標にしてできるだけ上げましょう。
風量は「自動」がベスト
エアコンの風量は、「微風」「弱風」「強風」「自動」などの設定がありますが、「自動」が一番節電になります。
風量を「自動」にすると、設定温度までは強い風で一気に冷やして、その後は弱い風に切り替わります。「微風」「弱風」などで固定してしまうと、設定温度に達する時間が長引いて電力を余計に消費します。
こまめに停止しちゃダメ
エアコンをこまめに停止するのって、一見節電してるように思えますが、実は余計に電力を消費していることが多いです。
エアコンは起動して冷風を作り出すときが一番電力を消費するので、連続して運転させる方が節電になります。また、部屋を離れるときでも、少しの間であれば、設定温度を上げてつけっぱなしにする方が良いです。
風向きを上にして部屋全体を冷やす
冷たい空気は、下にたまる性質があるため、エアコンの風向きは上にして部屋全体に届くようにしましょう。下向きにすると、部屋全体が冷えるまでに時間がかかってしまいます。
最近のエアコンは、風向きの調整が柔軟にできる製品もありますので、自宅のエアコンでいろいろと試してみましょう。
扇風機・サーキュレーターと併用
部屋の構造によっては、エアコンの風向き調整だけでは部屋全体に冷風が届かない場合があると思います。その場合は、扇風機・サーキュレーターを併用するのが良いです。
個人的にオススメなのがサーキュレーターです。扇風機より直進性が強いので、遠くまで風を行き渡らせることができます。また、梅雨時には、洗濯物を乾かすのにも使えるので便利です。
まとめ
今回は、夏のエアコン節電テクニックについてご紹介しました。特にお金をかけずに、使い方を変えるだけで節電になるテクニックもありますので是非ともお試しください。
組み合わせて実践すれば、かなりの節電になると思いますよ。個人的な目標としては、前年比で月1,000円の節電です!