「押し入れに眠っているギターを処分したい。」
「どうやって捨てたらいいの?できれば無料で…」
ギターを買ったはいいけど、なかなか弾く機会がない人や自分に合わなかったという人は意外に多いです。
いっそのこと処分したい!という方のために、ギターを処分する方法をご紹介します。
ただ、処分する前に買取できないかを確認したほうが得する可能性があるので、その点も踏まえてご紹介します。
ギターを処分するにあたって気になるのは、有料か?無料か?ということですよね。
処分にかかる手間も気になります。
それぞれの方法のメリット・デメリットを把握して、自分に合った方法を選びましょう。
ギターの状態によっては、買取サービスに依頼することで、思いがけない収入がゲットできる場合もあります。
自治体に粗大ごみとして出す
ギターはそのままの状態だと粗大ごみになってしまうので、基本的に有料です。
処分費用は自治体によって異なりますが、数百円~五百円程度の費用が発生する自治体が多いです。
- 東京都新宿区:400円(ケース含む)
- 東京都大田区:300円
- 神奈川県川崎市:500円(最長辺が50cm以上180cm未満のもの)
- 大阪府大阪市:200円
なお、ほとんどが木製のアコースティックギターの場合は解体して燃えるゴミとして出すこともできます。
ただ、金属製のパーツは分別する必要があるので、解体するのは結構大変です。
自治体回収のメリット
- 料金が安い
自治体に粗大ごみとして出すメリットは、何といっても安いことです。
その代わり、いろいろと融通が利かない面があるのですが、まぁ安いから仕方ないかなという感じです。
自治体回収のデメリット
- 手続きに手間がかかる
- 回収日が指定される
- 指定場所に自分で運び出す必要がある
自治体に粗大ごみとして出すデメリットは、申し込み・処理券の購入などの手続きに手間がかかることです。
また、回収日は指定されていることが多くて、土日は基本的に利用できません。
私は自治体でベッドなどを処分したことがありますが、けっこう面倒くさかったです。
「いますぐに処分したい!」という人には向いていないかもしれません。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、引っ越しシーズンなどによくチラシが入ってますよね。
電話すれば当日引き取りに来てくれたり、ある程度融通が利きますが、割高になることが多いです。
不用品回収業者のメリット
- 手続きが簡単で回収日の融通が利く
- ギター以外にもまとめて処分できる
不用品回収業者は、回収日をこちらで指定できたり、土日も回収してくれることが多いので、自治体回収より融通が利きます。
また、ギター以外にも家電や家具などの不用品をまとめて回収してくれるので、引っ越しのときに利用する方が多いです。
不用品回収業者のデメリット
- 料金が高い
- 悪徳業者の可能性がゼロではない
不用品回収業者は、自治体回収に比べて料金が高いです。
複数の不用品をまとめて回収する場合にはお得感が出るかもしれませんが、単品の回収では割高になってしまいます。
また、依頼した業者が実は悪徳業者で、高額な料金をふっかけられるという可能性がゼロではありません。
不用品を回収するには、市区町村の一般廃棄物処理業の許可を得る必要がありますので、少なくとも「認可を得ているか」は要チェックです。
身内や知り合いにあげる
身内や知り合いにギターが欲しい人がいたら、思い切ってあげちゃうのも一つの手です。
私は身内の子供がギターを欲しがっていたのであげたことがあります。
やっぱり10代の男の子は、ギターを弾けるようになってモテたいという願望がありますねw
身内や知り合いにあげるメリット
- 費用がかからない
- 喜ばれる
身内や知り合いにギターをあげるメリットは、処分費用がかからないことです。
それと、かなり喜ばれると思います。
ギターはそれなりに高額なものですので、はじめて買うときはハードルが高いです。
それに自分にあっているギターがどういうタイプかもよく分からないので、とりあえず何でもいいから試したいという人も多いと思います。
自分にとっては不要になったギターでも、はじめてギターを手にする人からすると嬉しいものですよ。
身内や知り合いにあげるデメリット
- もらってくれる人を探さなきゃいけない
ギターが欲しい!という人が知り合いにいればいいのですが、こればっかりは運ですw
もらってくれる人がいなければ、諦めなければいけません。
ギターを寄付する
ギターの寄付を募っている団体・プロジェクトに提供するという方法もあります。
代表例としては、「ワールドギフト」「NPO法人もったいないジャパン」という団体があります。
参考
NPO法人もったいないジャパンあなたの「もったいない」を必要とする誰かに。
ギター寄付のメリット
- 社会貢献できる
ギターを寄付するメリットは、社会貢献できることです。
ギターなどの楽器以外にも衣類・日用品・玩具など、寄付を募っている商品は多岐にわたっています。
リユースできないほど故障しているギターは寄付できない場合がありますが、古くても使用できれば引き取ってくれます。
ギター寄付のデメリット
- 配送料を負担する必要がある
ギターを配送するための料金は自己負担する必要があります。
場合によっては粗大ごみとして処分するより割高になることもあります。
まぁこの方法は、ボランティア精神が基本ですね。
中古品として買取してもらう
ギターを処分をする方法は、有料・無料の方法がありますが、まず中古品として買取してもらえないかを検討しましょう。
上手くいけばお金を払うどころか、お金がもらえますよ!
中古品買取のメリット
- 買取成立すればお金がもらえる
どうせ処分するなら、1円でもいいので買取してもらったほうがお得ですよね。
ギター専門の買取業者であれば、思わぬ高価で売れることもあります。
宅配買取や出張買取など、手続きもスムーズなのでそんなに難しくはありません。
中古品買取のデメリット
- ギターの状態によっては買取NGの場合がある
壊れていて使えないジャンク品のシターや状態が悪い場合は、買取してもらえないこともあります。
多くの買取業者は査定するだけだったら無料なので、ダメ元でチャレンジする価値はありますよ。
まとめ
- ギターを処分をする前に買取に出してみると思わぬ収入が入る可能性あり
- 自治体の粗大ごみ回収は安くて確実だが手続きが面倒くさい
- 引っ越しなどでまとめて処分したい場合は不用品回収業者にメリットがある
- 知り合いにあげたり・ボランティア団体に寄付するという選択肢もある