電気自由化に伴って、いろんな業者が電気事業に参入してきています。
事前に料金シミュレーションできる業者もありますが、本当に安くなるのかちょっと半信半疑です。
ということで、少しでも節約になるならと検討した結果、先日、楽天でんきに乗り換えてみました。
今回は、実際に乗り換えてみてわかったことをご紹介します。
楽天でんきの特徴
料金体系が分かりやすい
楽天でんきには基本料金がなく、従量制料金だけの体系になっています。
使った分だけを支払う非常にシンプルな料金体系になってます。
基本料金 | 従量料金(税込) | |
---|---|---|
北海道電力エリア | 0円 | 29.50円/kWh |
東北電力エリア | 26.00円/kWh | |
東京電力エリア | 26.00円/kWh | |
中部電力エリア | 26.00円/kWh | |
北陸電力エリア | 21.50円/kWh | |
関西電力エリア | 22.00円/kWh | |
中国電力エリア | 24.00円/kWh | |
四国電力エリア | 24.00円/kWh | |
九州電力エリア | 23.00円/kWh | |
沖縄電力エリア | 26.50円/kWh |
上記は、個人家庭向けのプランSの場合
楽天ポイントが貯まる&使える
楽天でんきには、楽天ポイント関連の特典が充実しているので、楽天ユーザーにはメリットが大きいです。
- 楽天でんきの料金200円毎に1ポイント付与される。
- 料金の支払いに楽天ポイントが使える。
2,000ポイントもらえるキャンペーン
楽天でんきに契約すると、2,000ポイントもらえるキャンペーンが実施中です。
ポイント付与までに若干時間はかかるのですが、楽天で2,000円分の買い物ができるのでかなりお得です。
楽天でんき利用開始後、利用開始月を0ヶ月目として、3ヶ月目の月末頃までにポイントが付与される。
(利用開始日が11月の場合、翌年2月末にポイントが付与される)
料金シミュレーション
私の状況
現在、私は賃貸マンションに住んでいて、電気の契約状況は以下の通りです。
- 東京電力
- 契約種別:従量電灯B
- 契約アンペア:30A
シミュレーション結果
楽天でんきに乗り換えるにあたってシミュレーションすることができます。
シミュレーションにあたっては、現在の契約状況を入力する必要があります。
東京電力なら毎月発行される「電気ご使用量のお知らせ」があればすぐわかります。
このシミュレーターでは、任意月の電気使用量を入力すると、そこから見込みで年間の電気料金を計算しています。
なお、この電気料金には、燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金が含まれていませんので、実際の料金とは若干異なります。
私の場合は、年間で2,000円弱、楽天でんきのほうが安くなるという結果がでました。
まぁ、「これくらいの差なら乗り換えなくてもいいや…」と思うかもしれません。
ただ、前述の楽天ポイント特典があるので、実際の電気料金以上のメリットがあるのがポイントですね。
楽天でんきを使ってみた感想
楽天でんきのほうが若干安かった
私が楽天でんきに乗り換えて1ヵ月以上が経過しました。
気になるにはシミュレーター通りに安くなるのかということ。
ってことで、楽天でんきに切り替えた後の2019年1月分の電気料金(楽天でんきvs東京電力)を比較してみました。
楽天でんき | 東京電力 |
---|---|
4,037円 | 4,048円 |
東京電力は、電気料金計算サービスで算出しました。
実際のところは10円くらい楽天でんきのほうが安くなりました。
東京電力は、口座振替にすると割引(1月あたり54円引き)が適用されるので、それが効いてますね。
単純な料金比較だと微差なので、こんなもんかという感じです。
楽天ポイントが使えるのは相当デカい
楽天でんきのマイページから支払いの設定ができます。
デフォルトでは支払いに楽天ポイントを使わない設定になっていますので、必要に応じて変更しましょう。
初回でもらった2,000ポイントをここで使うのもアリですね。
私は楽天カードをメインで使っているので、毎月の支払いで楽天ポイントが付与されるのですが、それを楽天でんきや楽天モバイルで使うのが一番お得だと思います。
「楽天ポイントってなかなか使い道がない…」と思う方もいるかもしれませんが、そういう方にも楽天でんきはおすすめです。
電気使用量のレポートが優秀
楽天でんきのマイページでは電気使用量のレポートが見れるのですが、「時間別」「日別」「月別」とかなり詳細なレポートが見れます。
特に時間別のレポートは使えます。2時間毎くらいで更新されるので、リアルタイム性も抜群。
このレポートを見ると、どういう時間帯に電気を使っているのか把握できるので、節約の手助けになります。
楽天でんきへの乗り換え手順

申し込みにあたって「電気の検針票または電気の契約内容がわかるもの」を準備します。

楽天に登録しているカード番号が表示されるので確認して「次へ進む」をクリックします。

現在契約している電力会社の情報を入力して「次へ進む」をクリックします。

最後に確認画面が表示されるので、問題なければ「この内容で申込む」をクリックします。

後日、メールで「ご利用開始予定日のご連絡」が届きます。

開始日になると、メールで「ご利用開始のご連絡」が届きます。メールにマイページのURLがリンクされているので、そこからレポート確認・各種手続きをすることができます。
まとめ
私の場合、楽天でんきのほうが電気料金自体は若干ながら安くなったという程度でした。
ただ、楽天ポイントが使えることが相当デカいので、個人的に料金以上のメリットがあると感じています。
乗り換えにあたって面倒な手続きもなかったですし、問題があれば別の電力会社に再び乗り換えることも可能なので、積極的に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。