私は、高校生のころからギターをメインで練習してましたが、ある時期からドラムもはじめて、そっちのほうが面白くなって、事実上転向したことがあります。
今では両方やってますが、楽器としてはドラムのほうが好きかもしれません。
どっちをやるか迷っている方もいるかもしれませんので、今回は私がギターからドラムに転向して良かったこと・悪かったことをご紹介します。
良かったこと
すぐ音が出る
ギターは、最初のハードルが高いと思います。
ある程度練習しないと、ちゃんとした音すら出ません。
一方で、ドラムは叩くという原始的な楽器なので、すぐ音が出ます。
当然ながらドラムも奥が深いので、突き詰めていくとすごい難しいのですが、最初はドラムのほうがとっつきやすいと思います。
それと音楽理論の勉強という意味でも、ギターのようなメロディ楽器のほうがハードルが高いと感じます。
ドラムのようなリズム楽器は、基本的なリズムパターンを覚えれば、それっぽくなります。
需要が高い
バンドを組むときによくあるのが、ギターをやりたいという人が大量にいるということです。
私は、ギターが3人いるというバンドをやったこともありますw
一方で、一番人口が少ないのが、ドラムだと思います。
なので、バンドを組むときに需要が高くて、重宝がられます。
私はドラムをやっていることが認知されて、「バンドやらない?」と誘われる頻度が高くなりました。
運動になる
ドラムを演奏すると、すごく疲れます。
運動の負荷を表すメッツという指標がありますが、ドラム演奏はこんな感じ。
活動内容 | メッツ |
---|---|
通常歩行 | 3.0 |
速歩、ドラム | 4.0 |
ジョギング、水泳 | 7.0 |
ドラム演奏は、ウォーキングより負荷が高いということになります。
曲のジャンルにもよるのですが、テンポが速い激しいロックやメタルを演奏すると、汗だくになります。
特に初心者のころは、無駄な動きが多いので、疲労度はより高くなります。
ドラム演奏は有酸素運動になると思いますが、筋肉もつくし定期的にやればダイエットにもなりますね。
悪かったこと
練習場所を確保しにくい
ドラムを家で練習するのは、すごい難しいです。
一番理想なのが、ドラムセットを置ける防音設備がある家ですが、そんな恵まれた環境はまず無理でしょう。
そうなるとドラムの練習は、以下のどれかになると思います。
- 家で練習パッド(もしくは布団とか…)を叩く
- 家で電子ドラム(エレドラ)
- スタジオで個人練習
- ドラムスクールに通う
電子ドラムは、私も一時期持っていたことがありますが、普通にうるさいですw近所から苦情が来たこともありました。
それと、電子ドラムでも練習にはなるのですが、ライブで生ドラムを叩くのであれば、生ドラムでも練習しないと細かい感覚が掴めません。
ということで、家で好きなだけ練習できるギターに比べると、ドラムは練習場所を確保しにくいです。
練習するのにお金がかかる
ドラムは、スタジオで個人練習してる人が多いと思います。
スタジオにもライブハウスにも、必ずと言っていいほどドラムは置いてありますからね。
個人練習の料金は500円/1時間くらいなので、2時間練習したとして1,000円。
週1回としても、月に4,000円くらいかかります。
ただ、スタジオで練習する前提であれば、スティックさえ買えばいいので、初期費用はすごい安いです。
ドラムは、練習のためのランニング費用がかかってしまうというイメージですね。
バンドを組まないと物足りない
ドラムは1人で演奏していても面白いのですが、私は少し物足りなく感じました。
ほかの楽器とあわせて演奏するほうが、楽しいと思うからです。
ってことで、バンドを組みたくなる人が多いと思います。
バンドを組むと、さらに高頻度でスタジオに行くことになるのでお金がかかります。
あとは、楽しい半面、いろいろと面倒くさいこともあります。人間関係とか…。
ただ、最近は「弾いてみた」「叩いてみた」などの動画をYoutubeやニコニコ動画に投稿するという手もあります。
こういうところで、テクニックを披露する楽しみ方もありますね。
まとめ
結局のところ、ギターもドラムもそれぞれに良さがあるので、両方やってみたほうが良いと思うんですよね。
電子ドラムを試打できる楽器屋はたくさんあるので、はじめの一歩としてはそれが一番手軽かも。
ちなみに、私はドラムに転向したときにギターは何本か売っちゃいましたね。
前述の通り、ドラムは練習費用がかかるので、その元手にしましたw
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